[発生期]
主に夏。年1化性(部分的に年2化性)。
[寄主・訪花植物]
海浜植物のハマゴウが、主要な花粉源。
[生息環境]
主に海浜に生息する。砂浜だけでなく、礫浜でも見られる。福岡県内の海浜では、ふつうに見られる。
[営巣習性]
砂地に営巣する。巣は、海浜植物の株際あるいは枯葉の下などに掘坑して造られる。
[参考文献]
- 郷原匡史・前田泰生・日浅雅也 (1993) キヌゲハキリバチに関する若干の生態的知見. 中国昆虫, (7): 29-34.
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前田泰生・皆木宏明 (1999) キヌゲハキリバチの巣の構造. ホシザキグリーン財団研究報告, 3: 165-172.
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前田泰生・北村憲二・松本圭司・宮永龍一 (2004) 海浜における送粉生態系の保全に関する研究 2. 山陰地方の海浜性植物ハマゴウ (クマツズラ科) における有剣類の送粉様式. ホシザキグリーン財団研究報告, 7:
275-303.
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村尾竜起 (2015) 福岡県北西部の海浜における有剣ハチ類の記録. つねきばち, (27): 33-50.